引っ越し準備は余裕をもって始めましょう

大学進学や転勤、結婚など、様々なシーンで時に必要となる引越しですが、いざ引っ越すとなるとただ荷物をまとめて移動するだけというわけにはいきません。

やることが多そうな引越し、一体なにから手をつけたらいいのかと頭を悩ませている人も多いと思います。

ここではまず引越し前日までに済ませておきたいことの手順を紹介していきますので、お引越しの際に慌てないように参考にしてみてください。

引越しが決まって1か月前までにやっておきたいこと

1.現在の住居の退去日を決める

まずは新居を決定し、現在住んでいる家を退去する日を決めましょう。

賃貸物件に住んでいる場合は賃貸借契約書の約款を確認して、退去日の申告をいつまでに行うべきか知る必要があります。

早めに行動することによって家賃の支払いや引越しにかかる費用を抑えることができる場合があるので、なるべく余裕を持って計画を立てましょう。

2.引越し業者に見積もり依頼

退去日を決めて、また新居の入居可能日を確認したあと、引越し業者を決めるために見積もり依頼をします。

この時大きな荷物だけでも把握しておくとより業者が見積もりしやすくなります。

引越し料金は定価がなく、荷物の量に加えて時期や時間なども影響します。

年度末など多くの人が引っ越しを行うシーズンには引っ越し料金も高くなりがちです。

また、値段は他社より少々高くてもアフターサービスや保証がしっかりしているところなど、各社によって得手不得手とする部分が異なります。

一括で複数の引っ越し業者へ見積もりできるサイトなどを活用してよく比較検討しましょう。

3.新居の入居日を決める

引越し日は引っ越し業者の混み具合などによって、1日、または数時間変更するだけでも変わることがあります。

できるだけコストを抑えて引越しできるよう、都合のつく日時を調整しましょう。

そのうえで入居日と引っ越し業者を決めたら、不動産会社へ連絡しましょう。

4.学校に通う子どもがいる場合は転校の手続きを

学校に通っている子どもがいて、新居から通学が難しい場合は学校の転校の手続きをしなければなりません。

学校側は、その後のクラス編成の参考にするために生徒数の変動は早めに把握したいものです。

小学校、中学校、高校に通学している子どもと共に引越しして転校しなければならない時は、引越しが決定した時点で学校にすみやかに相談し、指示に従って必要書類などを準備するようにましょう。

1か月前~2週間前になったら

1.ガス、水道、電気、電話、ネットなどの旧家での停止・新居での開始の手続き

電話やインターネットなどから連絡しましょう。

電力会社、ガス会社、NHKや新聞社に一括で手続き依頼できるサイトもあるのでチェックしてみてください。

各会社や引越しの内容によって立会いが必要なものもあるので、早めに手続きを進めていきましょう。

2.火災保険・地震保険の手続き

火災保険・地震保険に加入している場合、保険料は住んでいるところの居住形態や立地などが考慮され決まっています。

保険の引継ぎができない場合もありますし、引継ぎ可能である場合においても、住所変更の手続きと保険料の再計算が必要となりますので、早めに連絡しましょう。

3.不用品の処分

不用品は引越しの日までに処分しましょう。

まだ使えるようなものであればフリーマーケットやネットオークションに出品したり、リユースショップで買取を検討してもらうと経済的にも環境的にも良いこととなります。

粗大ごみはお住まいの市区町村のルールに従って処分するようにしてください。

4.梱包資材の確保

引越しにおける荷造りには、段ボールやガムテープ、緩衝材などの梱包資材が不可欠です。

段ボールは引越し業者が支給してくれることがほとんどですが、足りない場合はスーパーなどで手に入れることも可能なので、自分の荷物の量に合わせて調達しましょう。

2週間前~1週間前になったら

1.転出する市区町村での手続き

転出予定日の2週間前くらいからは、ほとんどの市区町村で転出に関する手続きを行うことができます。

転居届、印鑑登録の手続きを済ませましょう。

また、会社を退職した人や会社の健康保険に加入していない人は国民健康保険の手続きが必要です。

児童手当や介護手当など福祉関連の手当を受け取っている人も変更の手続きを忘れないようにしましょう。

2.原付バイクの廃車手続き

原付バイクを保持していて、引越し後もその原付バイクに乗る場合は、転出先で廃車手続き、転入先で新たに登録手続きを行ってください。

引越しに乗じて原付バイクを手放す場合、廃車手続きをしておかないと、軽自動車税を払い続けることになってしまいます。

税金の賦課期日である4月1日までに廃車にすると、その年度分からの税金はかかりません。

3.郵便物の転送手続き

郵便物を滞りなく受け取るために忘れずに行ってください。

郵便局の窓口はもちろんのこと、インターネットでも手続きが可能です。

家族のうちのひとりだけが引っ越す場合、その人宛の郵便物のみを転送することもできます。

4.普段使っていないものから荷造りを始める

日常生活で普段使っていないものから徐々に荷造りを始めましょう。

ソファなどの大型の家具や家電製品などは引越し業者の方で取り扱ってくれるので、自分で梱包しなくても大丈夫ですが、引越し当日までにこちらで梱包しておくもの、しなくてよいものを事前に業者に確認しておきましょう。

荷造りは他の作業と並行しながら、直前に慌てないように計画的に進めましょう。

また、新居において荷解きをする際どの位置に何を置くのか、レイアウトも考えておくといいでしょう。

5.部屋の掃除を始める

引越し直前になってから掃除をしようと思っていると、慌ただしくなって後回しにしがちになるので少しずつ掃除を始めましょう。

賃貸で契約している住居においては、なるべくきれいにしておくことで退去時に敷金から差し引かれるクリーニング代金を減らすことができる可能性があります。

6.引越しを通知するはがきの用意

相手が友人や親しい人である場合、最近ではメールやSNSなどで済ませることもできますが、就職や仕事でお世話になった人、目上の人や年賀状のやりとりなどがある人にははがきでお知らせした方が、心象が良くなります。

7.冷蔵庫の中の食材や、石油ストーブ内の灯油などの残量を確認

冷蔵庫の中の食材は、引っ越しの前日までに使いきるようにしましょう。

また、石油ストーブを使用している場合、引越し業者は灯油が入ったままのストーブなどの危険物は運ぶことができません。

ストーブ内の灯油の残量も確認し、使いきれそうにない場合はガソリンスタンドに引き取り可能か問い合わせたり、近所で必要な人に譲るなど、処分しておくようにしましょう。

自分で灯油を引っ越し先まで運搬する場合はポリタンクなどから液漏れすることのないように注意して梱包してください。

1週間前~前日までに

1.引越しの挨拶品を用意し、旧居での引越し挨拶

引越しの挨拶の品物は、引越し元と引越し先の両方に用意しましょう。

菓子折りなどの食品を用意する際は賞味期限に注意してください。

ご近所で付き合いのあった方々には、引越しの前日までに挨拶しておくようにしましょう。

2.可能なら新居の掃除をしておく

実際の引越しの日よりも前に入居日を設定していて、入室可能な状態であるなら、新居の掃除をしておくと良いでしょう。

新たな住居といっても埃などは溜まってしまうものですので、掃除機などをかけておきましょう。

もしも引越し先が遠方であったり、スケジュール的に事前に掃除しておくことが難しい場合は、引越し当日に荷物の搬入の前に軽く掃除する時間を設けましょう。